八手

shinji172009-08-18

ヤツデ(八つ手、学名:Fatsia japonica)は、ウコギ科の常緑低木
20cm以上もある大きな葉をつける。葉はつやがあり、やや厚手。
形は文字通り掌状だが、7つまたは9つ(奇数)に裂けており、
8つに裂けることは無い。学名のFatsia は日本語の「八」
(古い発音で「ふぁち」か)または
「八手(はっしゅ)」に由来するという。
 花は晩秋に咲き、球状の散形花序がさらに集まって大きな円錐花序をつくる。
花びらは小さいが花茎を含めて黄白色でよく目立つ。他の花が少ない時期に咲くため、
気温が高い日はミツバチやハナアブ、ハエなどが多く訪れる。果実は翌春に黒く熟す。
 葉を乾燥させたものは八角金盤と呼ばれる生薬になり、
去痰などの薬として用いられる。
しかし葉などにはヤツデサポニンという物質が含まれ、
過剰摂取すると下痢や嘔吐、溶血を起こす。
このため昔は蛆用の殺虫剤として用いていたこともある。
 (Wikipediaより)