2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

芙蓉桜送辛漸

ー王昌齢ー 寒雨江に連なって 夜 呉に入る 平明 客を送れば 楚山 孤なり 洛陽の親友 如し相問わば 一片の氷心 玉壷に在り

胡笳

君聞かずや 胡笳の声 最も悲しきを 紫髯(しぜん)緑眼の 胡人吹く ー岑参(しんざん)ー

根:葉

園芸具

秋日和

方向

夢李白

ー杜甫ー 李白を夢む 死別は已に声を呑む 生別は常に惻惻(そくそく)たり 江南瘴癘(しょうれい)の地 逐客(ちくかく) 消息無し 故人 我が夢に入り 我が長く相憶うを明らかにす 李白。>

登高

ー杜甫ー 風急に天高くして猿嘨(えんしょう)哀し 渚清く砂白くして鳥飛び廻る 無辺の落木 蕭蕭(しょうしょう)として下り 不尽の長江 滾滾(こんこん)として来る

春望

ー杜甫ー 国破れて山河在り 城春にして草木深し 時に感じては花にも涙を濺(そそ)ぎ 別れを恨んでは鳥にも心を驚かす

山中与幽人対酌

ー李白ー 山中にて幽人と対酌す 両人対酌して山花開く 一杯一杯 復た一杯 我酔うて眠らんと欲す 卿(きみ)且(しばら)く去れ 明朝意有らば琴を抱いて来たれ

洋梨

陶器

横手急須(右手用)

他に・後手急須・上手急須がある。

江南逢李亀年

ー杜甫ー 岐王の宅裏 尋常に見 崔九の堂前 幾度か聞く 正に是れ江南の好風景 落花の時節 又た君に逢う

聞官軍収河南河北

ー杜甫ー 剣外 忽(たちま)ち伝う薊(けい)北を収むと 初めて聞いて涕涙(ているい)衣裳に満つ 却(かえ)って妻子を看れば愁い何くにか在る 慢(みだ)りに詩書を巻いて喜んで狂せんと欲す

春夜喜雨

ー杜甫ー 好雨 時節を知り 春に当たって乃(すなわ)ち発生す 風に随(したが)って潜(ひそ)かに夜に入り 物を潤して細やかにして声無し

曲江

ー杜甫ー 朝より回(かえ)りて日日春衣を典し 毎日江頭に酔いを尽くして帰る 酒債尋常 行く処に有り 人生七十 古来稀なり

望岳

ー杜甫ー 岱宗 夫(そ)れ如何 斉魯(せいろ)青は未だ了(おわ)らず 造化 神秀を鐘(あつ)め 陰陽 昏暁(こんぎょう)を割かつ

かいわれとなめこ

食材

臨路歌ー

ー李白ー 大鵬飛んで八裔(えい)に振い 中天に摧(くだ)けて力済(すく)わず 余風は万世に激し 扶桑に遊んで石袂(ぺい)を挂(か)く 後人之れを得て此れを伝う 仲尼(ちゅうじ)亡びたるかな 誰か為に涕(なみだ)を出ださん 孔子の字。>

将進酒

ー李白ー 君見ずや 黄河の水 天上より来たるを 奔流 海に到って復た回(かえ)らず 君見ずや 高堂の明鏡 白髪を悲しむを 「ささぐ」と動詞に読む説とがある。>

望廬山瀑布

ー李白ー 日は香炉を照らして紫烟(えん)を生ず 遥かに看る瀑布の長川を挂(か)くるを 飛流直下三千尺 疑うらくは是れ銀河の九天より落つるかと

清平調詞

ー李白ー 一枝の濃艶 露香を凝らす 雲雨巫山(ふざん) 枉(ま)げて断腸 借問(しゃもん)す漢宮 誰か似たるを得ん 可憐の飛燕 新粧に倚(よ)る

峨眉山月歌

ー李白ー 峨眉山月 半輪の秋 影は平羌(きょう)江水に入って流る 夜 清渓を発して三峡に向かう 君を思えども見えず渝州(ゆしゅう)に下る

暑気払い

落果

栃の実

食猪肉

ー蘇東坡ー 猪肉(ちょにく)を食らう 黄州 猪肉好し 価銭(あたい)は糞土に等し 富者は肯(あえ)て喫(く)らわず 貧者は煮るを解せず 慢(ゆるや)かに火を著(つ)け 少しく水を著け 火候(かこう)足れる時 他(それ)自ずから美(うま)し

山園小梅

ー林逋ー 衆芳揺落(ようらく)して独り喧妍(けんけん) 風情(ふうじょう)を占め尽くして小園に向かう 疎影横斜 水清浅 暗香浮動 月黄昏

売炭翁

ー白楽天ー 炭を売る翁 薪を伐り炭を焼く南山の中 満面の塵灰 煙火の色 両鬢蒼蒼 十指黒し