2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

絶句二首

ー杜甫ー 遅日江山麗しく 春風花草香(かんば)し 泥融けて燕子飛び 沙暖かにして鴛鴦睡る

結晶

CLIFF

ー杜牧ー

早発白帝城

ー李白ー 朝(あした)に辞す 白帝彩雲の間 千里の江陵 一日にして還る 両岸の猿声 啼いて住(や)まざるに 軽舟已に過ぐ 万重の山

除夜作

ー高適(せき)ー 旅館の寒灯 独り眠られず 客心何事ぞ 転(うた)た凄(せい)然たる 故郷今夜 千里を思う 霜鬢(びん)明朝 又一年

旅夜書懐

ー杜甫ーー 細草微風の岸 危檣(しょう)独夜の舟 星垂れて平野闊(ひろ)く 月湧いて大江流る

楓橋夜泊

ー張継ー 月落ちて烏啼いて 霜天に満つ 江楓漁火 愁眠に対す 姑蘇城外の寒山寺 夜半の鐘声 客船(かくせん)に到る

左右上下

ドライフラワー

函谷関

山行ー杜牧ー 遠く寒山に上れば 石径斜めなり 白雲生ずる処 人家有り 車を停めて坐(そぞ)ろに愛す 風林の晩(くれ) 霜葉は二月の花よりも紅なり

秋興ー杜甫ーー 叢菊両(ふた)たび開く他日の涙 孤舟一えに繋ぐ故園の心 寒衣処処刀尺(せき)を催し 白帝城高くして暮砧(ちん)急なり

汾河

汾上驚秋ー蘇頲ー 北風白雲を吹き 万里河汾を渡る 心緒揺落に逢い 秋声聞くべからず

秋風辞ー武帝ー 歓楽極まりて 哀情多し 少壮幾時ぞ 老いを奈何せん

天然物

ルレクチェ

追熟後

漁夫ー屈原ー

左遷至藍関ー韓愈ー 雲は秦嶺に横たわりて 家何くにか在る 雪は藍関を擁して 馬前(すす)まず 知る汝の遠く来る 応(まさ)に意有るべし 好し吾が骨を収めよ 瘴江の辺(ほとり)に

行路難ー李白ー 長風浪を破る 会(かなら)ず時有り 直ちに雲帆を挂けて 滄海を済(わた)らん

亀雖寿ー曹操ー 老驥(き)櫪に伏して 志千里に在り 烈士暮年 壮心已(や)まず

述懐ー魏徴ー 人生意気に感ず 功名誰か復た論ぜん

CHA

視力

不致仕

白楽天

書憤ー陸游ー 塞上の長城 空しく自ら許せしも 鏡中の衰鬢 已に先ず斑なり 出師の一表 真に世に名あり 千載誰か堪えん伯仲の間

粒々辛苦

憫農ー李紳ー 禾(いね)を鋤いて日 午に当たる 汗は滴る禾(か)下の上 誰か知らん盤中の餐 粒粒皆辛苦なるを

小倉百人一首

坂上是則/朝ぼらけ有明の月と見るまでに よしのの里に降れる白雪

仏像

大威徳明王像(称名寺光明院)/運慶作(建保4:1216年)

陽射し