shinji172009-05-04

タケノコ(竹の子、筍、英名:bamboo shoot)は、
イネ科タケ亜科タケの若芽を指し、
日本や中国で野菜として利用されている。春の季語
 竹の地下茎(根茎)は節ごとに根と芽を備え、
主に3〜4年目の芽が温帯では春先に、熱帯では夏に伸長を始める。
その速さは次第に増し、地表に顔を出す頃は
日に数センチ程度だったものが、
10日目頃には数十センチから時には1メートルを超えるなど、
ツル性を除く被子植物のうち最も生長が速いとされる。
この様に伸びるのがとても速いことから、
一種の民間語源として、漢字の「筍」は10日間を意味する「旬」から来ている、
などと言われることもある。
1ヶ月程度で生長は止まり、やがて若竹となって皮を落とすが、
高さや太さはそれ以上変化せず硬化が進み、成竹となって10年ほど生きる。
 タケノコは地中にあるうちに節が全て(孟宗竹で約60)形成され、

根に近い節から順に伸長してゆく。
節の数については、同じ地下茎ならみな同じとの調査結果がある。
また、固いタケノコの皮(稈鞘)は柔らかい本体(稈)を保護するだけでなく、
節の生長を助ける役割を持っている。このため若竹の皮を取ると、
その節の生長は止まってしまう。
地上に顔を出してから間もなく生長が止まり、そのまま枯れて腐ってしまう、
止まりタケノコと呼ばれる現象があり、その数は全体の半数から七割に達するという。
すなわち、タケノコは過度に採取しなければ、竹林の成長に影響しない。
 (Wikipediaより)