無花果

shinji172009-07-10

イチジク(無花果、映日果、英語 木はfig tree、実はfig)は、
クワ科イチジク属の落葉高木。学名はFicus carica。
別名、蓬莱柿(ほうらいし)、南蛮柿(なんばんがき)、
唐柿(とうがき)など。原産地はアラビア南部で、
紀元前3000年頃には栽培されていた。
日本には、1630年長崎に渡来した。不老長寿の果物ともいわれている。
 「無花果」は、花を咲かせずに実をつけるように見えることから付けられた
漢語で、これに熟字訓でいちじくという読みを付けている。
しかし、実際には外から見えないだけで花嚢の内部に小さな花をつけている。
 別表記の「映日果」は中世ペルシア語のアンジールを中国で音写し、
意味を表す「果」を補足したもので、日本ではこれを「えいじつか」と読み、
転じて「いちじく」と呼ばれるようになったとする説がある一方、
果実が一ヶ月で熟すから、または、一日一果実ずつ熟すからという
「一熟(いちじゅく)」から
「いちじく」と呼ばれるようになったとする説もある。
 中国の特産地である新疆ウイグル自治区ウイグル語でも
アンジールと呼ばれている。
中国の古語では他に「阿驛」、「阿駔」とも音写され、
「底珍」、「天仙果」などの別名もある。
 (Wikipediaょり)