TOFU

shinji172009-04-19

「腐」の字は本来『納屋の中で肉を熟成させる』という字義から転じて、
柔らかく弾力性があるものを意味するものであったが、
日本では食品に「腐る」という字を用いることを嫌って、
豆富や豆冨などと記すこともある(日本の豆腐は発酵していない。
すなわち腐っていない。中国には豆腐を発酵させた食品もある)。
 豆腐を好んだ作家泉鏡花は、極端な潔癖症でもあったことから豆府と表記した。
味噌汁や粕汁や鍋料理の具材などとして、日本では非常に一般的な食品である。
また、中国においても日本以上のさまざまな豆腐があり、各種の料理が作られている。
韓国、ベトナムカンボジア、タイ、ミャンマーインドネシアなどでも日常的に食べられている。
また、アメリカなどでも以前から一定の人気があったが、今日では多くの食料品店で売られており、
『tofu』 自体も英単語として定着している。
天明2年(1782年)に刊行された『豆腐百珍(とうふひゃくちん)』には、
100種類の豆腐料理が記述されており、また様々な文学でも親しまれてきた。
 (Wikipediaより)