グルテン

shinji172008-08-24

gluten は、小麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成される
タンパク質の一種。胚乳内の貯蔵タンパク質である
・グリアジン(弾力は弱いが、粘着力が強くて伸びやすい)と
・グルテニン(弾力に富むが、伸びにくい)を、
水分の介在下で反応させると結びついてグルテンとなる。
・発酵の終わりころまでに炭酸ガスを蓄えて伸びた
 パン生地(グルテンの網目で細い繊維状組織構造)は
 オーブン熱が加わると、最後のガスを発生し膨張して
 体積がさらに大きくなって、よく伸びた、
 冷めても、その形を保つパンに仕上がる。  
グルテンの網目組織は熱により変性して固くなり、
 建物の鉄筋コンクリートに例えると、デンプンがコンクリート
 グルテンが鉄筋の役割を果たしている。<写真>パン生地(1次発酵)の生成グルテン
    (成分) 強力小麦粉(岩手県産・無漂白)  330g
       ライ麦(ドイツ産・粗挽き全粒粉)  50g
       お湯(30°c)           250cc
       砂糖         (小さじ)  2杯
       食塩         (小さじ)  1杯
       イースト       (小さじ) 1.5杯