柳宗元

shinji172010-02-17

詩は陶淵明の遺風を承け、簡潔な表現の中に
枯れた味わいを醸し出す自然詩を得意とした。
 唐代の同じ傾向を持つ詩人、王維・孟浩然・韋応物らとともに
「王孟韋柳」と並称された。
ただ、その文学には政治上の不満ないし悲哀が色濃くにじみ、
都を遠く離れた僻地の自然美をうたいながらも、
どこか山水への感動に徹しきれない独自の傾向を持つ。
 (Wikipediaより)