2009-08-04 YUKATA 平安時代の湯帷子(ゆかたびら)がその原型とされる。 湯帷子は、平安中期に成立した倭名類聚抄によると、 内衣布で沐浴するための衣とされている。この時代、 複数の人と入浴する機会があったため、 汗取りと裸を隠す目的で使用されたものと思われる。 素材は、水に強く水切れの良い麻が使われていたという説がある。 安土桃山時代頃から、湯上りに着て肌の水分を吸い取らせる目的で ひろく用いられるようになり、これが江戸時代に入って 庶民の愛好する衣類の一種となった。 「ゆかた」の名は「ゆかたびら」の略である。 (Wikipediaより)