2010-07-01 憫農(のうをあわれむ) ー李紳(りじん)ー 禾(いね)を鋤いて 日午に当たる 汗は滴る 禾(か)下の土 誰か知らん盤中の餐(さん) 粒粒皆 辛苦なるを 春に種(う)う 一粒の粟(ぞく) 秋に収む 万顆(ばんか)の子(み) 四海 閑田無きに 農夫 猶お餓死す