賀・庚寅

shinji172010-01-01

干支(かんし、えと、英: sexagenary cycle)は、
十干と十二支を組み合わせた物で、
60回ごとに一周する周期の暦である。
六十干支(ろくじっかんし)、
十干十二支(じっかんじゅうにし)、
天干地支(てんかんちし)ともいう。
 10と12の最小公倍数は60なので、干支は60回ずつ一周する。
干支には、全ての組合せのうちの半数しかない。
例えば、一覧01〜60で「子」は5回あるが、
「甲子」は存在するが「乙子」は存在しない。
これは、10と12に共通の約数2があるので、
干支の周期が積の120ではなく、最小公倍数の60になるからである。
 中国を初めとしてアジアの漢字文化圏において、
年・月・日・時間や方位、角度、ことがらの順序を表すのにも用いられ、
陰陽五行説とも結び付いて様々な卜占にも応用された。
 古くは十日十二辰、十母十二子とも呼称した。起源は商(殷)代の中国に遡る。
日・月・年のそれぞれに充てられ、60日(ほぼ2か月)、
60か月(ほぼ太陰太陽暦5年)、60年などをあらわす。
干は幹・肝と、支は枝・肢と同源であるという。
 日本、ヴェトナム、朝鮮半島など、西はロシア、東欧などに伝わった。
 (Wikipediaより)