shinji172009-08-23

運動神経とは、体や内臓の筋肉の動きを指令するために
信号を伝える神経の総称である。
頭部では脳神経、体部では脊髄神経として、
中枢から離れて末梢に向かうので、
遠心性神経という名称でも呼ばれる。
 運動神経が最終的に支配する筋肉には、
頭・体部の骨格筋と、感覚器や内臓・血管の内臓筋とがある。
・体性運動神経
 骨格筋を支配する神経は、体性運動神経と呼び、
 多くの本では「随意運動」に関係すると記されることが多いが、
 実際の運動の際に同時的に起こる多数の骨格筋の収縮は、
 小脳や脳幹での統合的な働きの結果として起こされるのであって、

 真に意識されるとは限らない。
・内臓運動神経
 他方、内臓や感覚器の平滑筋や心筋の収縮は、
 内臓運動神経として自律神経により自動的に行われるが、
 無論中枢全体の感情的な動きと無関係ではなく、いずれかに接続点を持っている。
 このため、怒りや興奮に伴い、瞳孔散大筋、胃腸平滑筋、
 心筋などの全てが影響を受ける事が生ずる。
 なお、体の諸部を走る神経は、純粋に運動神経束より成ることはなく、
 多くの場合は混合性である。
(Wikipediaより)