2009-01-08 春の七草 ーこぼれ話ー ・ごぎよう(御形)「 草餅とハハコグサ」 平安の昔、3月3日に母と子の人形を作ってお払いをすることが流行しました。 この人形は母と子の手で川に流されましたが、室町時代には人形を家の中に飾る 「ひな祭り」に変わったといいます。その人形がごぎょう(御形)であり、 母と子の人形なので、「ははこ」。 主役は幼児なので「ほうこ」(這う子)とも言いました。 人形に供える餅の中に入れる草であるオギョウ、ハハコ、ホウコは、このハハコグサだったのです。 古い時代の草餅はハハコグサを用いていました。 *(イラスト…上・中央がごぎょう)