春の七草

shinji172009-01-08

ーこぼれ話ー
・ごぎよう(御形)「 草餅とハハコグサ
 平安の昔、3月3日に母と子の人形を作ってお払いをすることが流行しました。
この人形は母と子の手で川に流されましたが、室町時代には人形を家の中に飾る
「ひな祭り」に変わったといいます。その人形がごぎょう(御形)であり、
 母と子の人形なので、「ははこ」。
主役は幼児なので「ほうこ」(這う子)とも言いました。
 人形に供える餅の中に入れる草であるオギョウ、ハハコ、ホウコは、このハハコグサだったのです。
古い時代の草餅はハハコグサを用いていました。

*(イラスト…上・中央がごぎょう)