注意・実の落ちる街路樹

shinji172008-08-26

トチノキ:栃、橡
 温帯の落葉広葉樹林の重要な構成種の一つ。
木はとても大きくなり高さ25m、太さも1mを超えるものが少なくない。
水気を好み、谷間では、より低い標高から出現することもある。
サワグルミなどとともに姿を見せることが多い。
・種子は栃の実として渋抜きして食用になる。
 かつては米がほとんど取れない山村ではヒエやドングリと共に主食の
 大きな一角を成し、常食しない地域でも飢饉の際の食料として重宝された。
 現在では、渋抜きしたものを餅米と共に搗いた「栃餅」などとして
 あちこちの土産物になっている。